7月21日(月)に2025年度第1回の研修会のために来福してくださった長谷川達也先生。前日(7/20)から翌日(7/22)までの先生との3日間についてご報告します。
福岡空港北到着口で午後2時過ぎの飛行機到着を待ちました。長谷川達也先生が、キャリーバッグと新潟県手話通訳問題研究会作成のDVDが沢山入ったバッグを下げて、にこやかに登場されました。
「ようこそ福岡へ!」と感謝の気持ちでいっぱいでした。「福岡は暑いでしょう?」「そうだね」から会話が始まり、地下鉄~西鉄電車を乗り換えて大宰府へ向いました。先生は2泊3日で久留米に滞在のご予定でした。せっかく来福されるのだからと事前に計画案をお伝えして、先生の了解も得ていました。九州国立博物館へは到着されたこの日しか時間がありません。お疲れのところ申し訳ないなぁと思いながら、ご案内させていただきました。
大宰府駅に救いの女神が登場!九博班班長の井料さんが車で迎えに来てくれました。公共交通機関を2回も乗り換えでしたから、荷物を持ってはなかなか疲れます。車で九州国立博物館へ移動でき、正直ほっとしました。
午後4時前に入館。まずは開館20周年記念特別展「九州の国宝 きゅーはくのたから」を観ました。長谷川先生にもスマホにアプリ「ナビレンスGO」を入れていただき、ろう者による手話動画付き解説や、壁に映し出されるモニターなど、国宝よりも手話を観た感じです(笑)。
また4階文化交流展示室の「さわって体験!本物のひみつ」にもご案内しました。福通研九博班が、手話で解説を務めるタブレットをご覧いただき嬉しかったです。長谷川先生と班長は、文化施設における手話普及について熱く語り合っていました。ここでも長谷川先生は「目線」について話されていました。あとの予定があるため約1時間程度の滞在でした。
西鉄二日市駅から久留米駅に向かいました。予約していたお店が、前日の大雨の影響で急遽営業できないと連絡が入っていて大慌て!何とか代わりの店を探してもらい、運営委員有志5名で先生を囲んで夕食&飲み会をしました。先生は嫌いなものは無いそうで、何でもOKとのこと。ただ、つまみに枝豆が出てきた時、「やっぱり新潟と違う!」と言われたことが印象的でした。新潟では枝豆は「主役」だそうです。味も出てくる量も違うとのこと。今度、新潟に行ったら注文してみようと思いました。筑後地方の地酒を飲んでいただき、翌日の研修会の話などもしていただきながら、またまた目線について考えた楽しい時間でした。
福通研第1回研修会「ろう者の手話に学ぶ~ろう者は手話をどのように見ているのか~」のテーマで長谷川先生に講演と実技指導をしていただきました。会場は大牟田市市民活動等多目的交流施設えるるです。先生には西鉄電車で来ていただきました。
など、新通研制作DVDを観たり、先生のお話を聞きながら沢山気づかせていただきました。
難しい所もあり、少々頭が混乱したり?でも、手話について改めて考えるきっかけとなったことでしょう。今なお研究をされていて、「長谷川先生はやっぱり凄いなぁ!」です。