2026年2月11日 2025年度第二回研修会

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2月11日(祝・水)、ふくふくプラザ(福岡市市民福祉プラザ)で開催しました。 久しぶりに100名を超える申し込みがありました! 申し込み方法も、最近はGoogleフォームやメールでと、担当地区が申し込みしやすい方法に換えたこともあるのでしょう。 そして何といっても、講師の赤井正志さんに会いたい方がたくさんおられたということです。

赤井さんとのつながり

赤井さんと私は、12年前からの知り合いになります。 手話通訳者養成講座のテキストが現在のものに変わる前に、全国手話研修センターが講師の指導者養成連続講座を開催。私や他5名が学びなおしに申し込みしました。 そこで、赤井さんとご一緒したのです。 山口県での開催でしたので、赤井さんは、受講もしながら全国からの参加者のお世話をよくしてくださいました。 1日目が終わると、夜はみんなで大交流会。楽しく、おいしく飲んで語らったものです。 山口県に2年間、計16回も通いましたので、すっかりみんな仲良しになりました。 その後、全国ろうあ者大会やサマーフォーラムでお会いしては、「元気?」とお互いに挨拶交わしていたものです。

第二回研修会でろう者の講師を探していた時、赤井さんの顔が浮かびました! 手話通訳者養成のテキストにも登場されています。「らんちゅうの人」で有名ですね。 また、2025年4月の福岡県手話通訳士会の定期総会記念講演では、全通研理事で山口県の伊藤利明さんから、山口県における若年層の手話通訳者養成事業の話をお聞きしました。その中で、「ろう者が教えたことで結果も出せた」と伺っており、赤井さんの姿が思い浮かびました。

赤井さんは、防災や法廷での手話通訳等についても幅広く活動されている方です。 山口県ろうあ連盟の理事長や情報提供施設の所長もされています。 赤井さんを講師としてお呼びすれば、いろんなお話が聞けると思い、お願いしました。 大変お忙しい中に快諾していただき、本当に感謝でした。 ご

午前:講演

午前中は、ご自身のことや防災の取り組み、若年層養成のお話をされました。 貴重な映像が入ったスライドたくさん見せていただきました。

地元での台風や豪雨災害の経験から、ろう者が自分で自分の身を守ることや様々な団体と連携しての共助の取り組みを進められています。 防府市聴覚障害者災害対策協議会では「防災サイン」を製作されました。 参加者からも購入したいと言われましたので、急遽注文を取らせていただきました。

ろう者が会議に参加することで手話通訳も手配されるようになったとのこと。 「聞こえる人、聞こえない人という括りではなく、一人の人間として見てほしい。」と話されたことが印象深かったです。

若年層養成講座の話は、雇用された手話通訳者の平均年齢が高いことから始まりました。 モデル事業として取り組まれてきましたが、 しっかりしたカリキュラムをきちんとこなす大学生や講師のみなさんの努力がすごい! 拍手を送りたくなりました。 聞こえない人のこと、手話のことを若い人が真剣に考えてくれる場があることはとても嬉しいですね。

午後:グループワーク

午後からは、11のグループに分かれてのグループワークでした。 赤井さんのご希望で、ろう者が11人参加なので11のグループにして、1グループにろう者、手話通訳士、手話通訳者、奉仕員がいるようにグループを編成しました。 朝の受付時に11グループに振り分け、昼食時間にみんなでセッティングも行い、準備万端。 赤井さんの話を聞いた後、テーマに沿って意見を出し合い、発表しました。 ろう者に伝わる手話を身につける方法、ろう者に伝わる手話通訳技術等について、熱心に討議して全グループが発表しました。

みんなで話し合うことも大事。話し合える仲間がいることはありがたいこと。 赤井さんは、ろう通訳の経験もされています。 聞こえる人も聞こえない人も、日本語をよく理解すること。 ろう者は、それぞれ背景が違うので、それを学ぶ場が必要だ。 いろいろな手話を見て覚えて、自分で表現の引き出しをたくさん持ち、表現を選べるようになってください!とまとめられました。

手話の技術学習だけではなく、 聞こえない人の社会の中の課題をみんなで一緒に考える姿勢、 聞こえない人の暮らしから学ぶことが大切なのだと改めて思った一日でした。 参加されたみなさん、運営委員のみなさん、朝から一日お疲れさまでした! 107名の参加があり、また来年度の新規入会もあり、嬉しい福通研でした!                              杉野 有美子

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2026年1月4日 新年あけましておめでとうございます。